IoTシステム技術検定 基礎の公式テキストは?
改訂4版。改訂3版で受けても大丈夫か
- 公式テキストは『IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版』(2026年3月発売、2,750円)です。
- MCPC は、改訂4版を第20回(2026年5月)以降の検定内容に準拠と案内しています。第21回を受けるなら改訂4版を使うのが安全です。
- 中級の公式テキスト『IoT技術テキスト 第4版』は別の本です。書名の「基礎編」と版を確かめて買ってください。
公式テキストは改訂4版
IoTシステム技術検定 基礎の対応テキストは、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が監修する『IoT技術テキスト 基礎編』です。いまの版は改訂4版です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版 |
| 発売 | 2026年3月 |
| 価格 | 2,750円(税込。MCPC の公式ページの記載) |
| 準拠 | 第20回(2026年5月)以降の検定内容 |
| 範囲 | 全8章 |
改訂3版で受けても大丈夫?
MCPC の公式ページには、改訂4版が第20回以降の検定内容に準拠していると書かれています。一方で、旧版で受けてよいかどうかは書かれていません。
公式ページで、改訂4版の主な変更点として挙げられているのは次の3つです。
- IoT のエコシステムと応用システムの内容が新しくなった
- 通信方式と情報セキュリティに、最近の動きが反映された
- 生成AI や AI エージェントなどの新しい技術が加わり、データ活用の動向が更新された
どれも問題になりやすい範囲です。特に通信方式とセキュリティは、もともと名前の似た用語が多い章です。改訂3版で勉強すると、新しく加わった用語に気づけないおそれがあるので、第21回を受けるなら改訂4版を用意するのが安全です。
中級のテキストと取り違えない
IoT のテキストは、基礎と中級で別の本です。書名がよく似ているので、買うときに気をつけてください。
| 試験 | 公式テキスト |
|---|---|
| IoTシステム技術検定 基礎 | IoT技術テキスト 基礎編 改訂4版 |
| IoTシステム技術検定 中級 | IoT技術テキスト 第4版 |
中古やネットの書店では古い版も売られています。表紙と書名の「基礎編」「改訂4版」を確かめてから買いましょう。
改訂4版で勉強するときのコツ
公式テキストは、試験の範囲の元になる本です。ただ、読むだけでは、試験で問われる「似た用語の違い」に気づきにくいことがあります。
- 1回目は全8章を通して読む。分からない用語には印を付け、細かく覚えようとしない。
- 2回目は、問題を解いて間違えたところを読み直す。正解の用語だけでなく、ほかの選択肢の用語のページも開いて、違いを確かめる。
- 改訂で変わった章(エコシステム・応用システム・通信方式・セキュリティ・データ活用)は、特に丁寧に。新しく加わった用語は、ネットの古い記事には載っていないことがあります。
テキストを使ってどう勉強を進めるかは「勉強時間の目安と計画」にまとめています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
近年、社会経済に甚大なインパクトを与えている1の急速な進展・普及は、第4次AIブームの始まりと捉えられることもあります。
答えと解説を見る
正解は 4(生成AI)です。
【概要】
生成AIが急速に進展・普及して社会経済に大きなインパクトを与えたことから、これを第4次AIブームの始まりとみる見解がある。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. エキスパートシステムあなたの解答 エキスパートシステムは専門家の知識に基づき推論で問題を解く手法で、1980年代の第2次AIブームの中心である。
- 2. 深層学習あなたの解答 深層学習はディープラーニングとも呼ばれ、2012年の画像認識コンペを機に第3次AIブームを起こした技術である。
- 3. メタバースあなたの解答 メタバースは3次元の仮想空間で他者と交流できる空間やサービスを指す言葉で、AIブームを区分するものではない。
- 4. 生成AI正解あなたの解答 生成AIは急速な進展と普及で社会経済に甚大な影響を与え、第4次AIブームの始まりと捉える見解が出ている。
問2
VRやアバターなどを介して3次元の仮想空間でコミュニケーションを行うメタバースは、ブロックチェーン技術をベースとし個人情報を自ら管理できる新たなインターネット環境である1において実現されようとしています。
答えと解説を見る
正解は 3(Web3.0)です。
【概要】
メタバースはVRやアバターを介して3次元の仮想空間で交流できる空間であり、ブロックチェーン技術を基盤とするWeb3.0で実現されようとしている。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. Web1.0あなたの解答 Web1.0は、Web上に集めた情報を端末から閲覧する一方向の発信が中心であった、インターネット初期の環境である。
- 2. Web2.0あなたの解答 Web2.0は2000年代に整った双方向通信の環境でSNSなど情報交換の場を広げたが、個人情報の自己管理は特徴ではない。
- 3. Web3.0正解あなたの解答 Web3.0はWeb3とも呼ばれ、ブロックチェーン技術を基盤に、個人情報をユーザ自身で管理できる新たなWeb環境である。
- 4. Web4.0あなたの解答 Web4.0はWeb3.0の次の段階を指して使われることがある言葉で、メタバースを実現する環境とはされていない。
第1章の90問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
改訂3版しか持っていません。買い直すべきですか?
MCPC は、旧版で受けてよいかを案内していません。改訂4版で内容が刷新・追加された章があるので、第20回以降を受けるなら改訂4版を用意するのが安全です。改訂3版を使うなら、改訂のポイントにあたる部分を新しい情報で補ってください。
中級も受けるつもりです。テキストは1冊で足りますか?
足りません。基礎は『IoT技術テキスト 基礎編』、中級は『IoT技術テキスト 第4版』で、別の本です。中級の範囲は技術の踏み込んだ内容まで広がります。
テキストの文章を覚えれば合格できますか?
問題は、似た用語の違いや、記述の正しさを見分ける形で出ます。文章を覚えるより、用語の名前と特徴をセットで理解し、問題を解いて区別できるかを確かめるのが近道です。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全8章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
500円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全8章 720問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
1,000円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全8章 720問○
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。